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2005年 07月 20日
そこの夏祭りがあるというので、はりきって出かけてきた。 高津宮の夏祭り。 市内にありながら緑が多く、そう大きくない境内は 風情のある神社だった。 お囃子が始まるという時間帯から行ってみたのだけれど、まだまだ人は多くなく、お楽しみの出店もこれから準備しよかーってな感じで。 よくポスターを見てみたら、 この日は「宵宮」つまり夜から盛り上がってくるのね…。 ってことで、うろうろしてみる。 それでも宮入してくる御神輿なども見れて なかなかおもしろかった。 この高津宮は、古典落語「高津の富」の舞台になった神社であり、 その由来からか、定期的に寄席を開いている。 中学時代にちょっと気になり、高校の文化授業で生を見て以来、 落語に興味をもってきたけれど、テレビでしか観ることのなかった 落語に是非また生で触れてみたかった。 座敷に座布団が敷き詰められ、前方に設けられた演台。 照明が落ちて、出囃子が響く。 出囃子って、なんてワクワクするんだろう。 古典のスタンダード「時うどん」に始まり、創作落語に企画ものにベテランの噺。 広いとは言えないスペースは、噺家さんの演じる世界に浸るには最適な空間。 そして、何よりその雰囲気の楽しさを増すのが、おばちゃん達。 その昔「笑い屋のおばちゃん」とはよく言ったもので、その笑いは ちゃんと噺の世界を盛り上げる小道具のようでもあった。 中堅どころの噺家さんが出て来た頃、前に座ってたおばちゃんが おもむろに包みを取り出す。 「しゃくしゃく」とフォークでおばちゃんが食べ始めたのは、 食べやすくカットされたスイカであった。 あちらではミカンがむかれ、こちらではお菓子が。 さ、さすがだ・・・。 もらえるのは、神社のお祭りグッズ。 魔除けの笹飾りやうちわ、おせんべい。 そう、当たってしまった。くじ運がないと心得ていたので ちょっと驚いたし、かなり嬉しかった。 「高津の富」というのは、富くじ、つまり「くじ」を 題材にした落語。 そんな由来の神社の寄席の抽選会で当たったのには、やはり 感慨深いものがあった。嬉しいぞ。
by basil-y
| 2005-07-20 05:19
| ちょっとそこまで
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