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2008年 08月 02日
大阪は玉出というところにある生根神社の夏祭り。 三昧目(?)は今年初めて知ったこの神社の夏祭りに行くことにした。 上の写真の右手に写っているたくさんの提灯は、「だいがく」という もので、高さ20mの柱に79個の提灯をつけた山笠。 生根神社に所蔵のだいがくは大阪府指定文化財になっているらしく、 公開は1年にこの夏祭りの2日間だけという。 行ってみるとこじんまりとした神社で、境内で大きな神事が行われてる、ということでもなく、神輿のように組まれた土台の上に据えられた「だいがく」を数人の男達が歌に合わせて回し続けている。 その歌というのは、左の写真に写っている人達で、本殿の隣に設置された場所で、浪々と音頭を歌い上げる「だいがく保存会」のおじさん達が祭りの雰囲気を盛り上げている。そしてその隣に福笹という縁起物を授ける女性達が並ぶ。 福笹がこちら。破魔矢のように、去年授かって今年返された福笹。福笹に付けられた飾りはうまく表現された、ペーパークラフトの「だいがく」。 指定文化財という効果もあるのだろうけど、地域住民に愛される、神社のお祭り、という感じも感じられた。そんなに大きくないこの神社と比較して、出店の数の多いこと。 そして、神社の近くにある公園でも保存会とは別に「だいがく」が 繰り出されていて、それを見物する人や、出店の食べ物を持って 休憩しにくる人。手持ち花火を楽しむ家族連れ。 大阪府指定文化財という大きな看板がありながらも、素朴に地域 住民に親しまれてる感じもあり、大きなお祭りも楽しいけど、 そんな生根神社も独特の雰囲気で楽しかった。
by basil-y
| 2008-08-02 00:29
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