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2008年 11月 07日
近頃快適な乗り物は多い。もちろん快適に超したことはないわけで、電車にしても新型車両になるたびに静かさや振動が抑えられたスムージーな乗り心地。 久しぶりにちんちん電車に乗った。正式には路面電車というのか。 扉が閉まると加速。ぐぉーーん。ガタンゴトン。 ちょっと驚くほどに、ガタンゴトンとちんちん電車は進んでゆく。 電車ってガタンゴトンやねんなー。となぜだか感慨を深くした。 昔からの閑静な住宅地を過ぎると、家と家の間を抜けるように線路は走り下町に入る。 寺社の集まる界隈にくるとちょっと懐かしいような風情が残る。 人の出入りも多くなり、車内がにぎわってくると、ちんちん電車は街を車と並走し繁華街へとやってくる。 途中からルートがかわるため、最初から最後まで乗る場合乗り換え切符を利用する。 ICカードのご時世、かすれた印字の紙の切符はちょっと楽しかった。 帰りの車内、出発の時後ろのドアが開いていた。ひとりのおばちゃんが「後のドア開いてますよー!」と運転手さんに声をかける。「出発の時知らせてあげますの?」と別のおばちゃん。「いやいや、いつもは開いてないから」と、見知らぬおばちゃん同士が言葉を交わす。 無事にドアを閉めたちんちん電車はガタンゴトンと出発した。
by basil-y
| 2008-11-07 00:16
| ちょっとそこまで
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